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世界遺産Ⅱの基礎知識
アジアのなかでもずば抜けて多くの世界遺産をもつのが、中国ですね。2番目のインドが文化遺産、自然遺産、複合遺産をあわせて26件(2006年)であるのに対して、中国は33件ですね。大韓民国は7件、朝鮮民主主義共和国は1件、タイは5件・・・そして日本は自然遺産が3件、文化遺産が11件で計14件ですから、やはり群を抜いているといえるでしょう
世界遺産の発端 アスワンハイダム
海外旅行を楽しむ人が急増するなか、最近では何か目的をもって旅に出かける人が増えています。現地ならではの美味しい食べ物、ショッピング、観光・・・なかでもここ数年、最も注目を浴びているのは、「世界遺産めぐり」ですね。
ユネスコの世界遺産活動は、1960年代に始まったエジプトのアスワンハイダム建設に伴う水没の危機からヌビア遺跡群を救おう、とした、ヌビア水没遺跡救済キャンペーンから始まりました。世界60カ国の援助、技術支援で、ヌビア遺跡内のアブ・シンベル神殿が移築されたのですね。大・小2つのアブ・シンベル神殿は、この移築により、もとの位置からそっくり60m上に移動しました。これをきっかけに、開発から歴史的価値のある遺跡、建築物、自然などを国際的に守ろう、という機運が生まれたのですね。
アスワンハイダムは、アスワンの町から南方12kmの地点にある幅3600m、高さ111mの巨大なダムですね。体積は2億379万m2、東京ドームの約164個分ですね。エジプトが誇る巨大な建築ですね。ここから上流にかけて全長500kmにおよぶ人造湖、ナセル湖が続いています。琵琶湖の7.5倍といわれます。
スーダンとの国境に近いことから、このあたりは長い間、外国人の旅行は制限されてきました。しかし、今、ピラミッドやスフィンクスと並び、このアブ・シンベル神殿はエジプト観光の目玉になりつつあります。ナセル湖では、アスワンハイダムとアブ・シンベル宮殿を結ぶクルーズ船が運航中ですね。ナセル湖に沈む、真っ赤な夕日を眺めながら、水没をかろうじて免れた神殿を臨むとき、そのあまりの大きさ、雄大さに息を呑みます。
ちなみに・・・ナセル湖には、かつて神と祀られたこともあったという、ワニがたびたび出現するとのこと! くれぐれも一人で泳ぐのはやめてくださいね。
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